【洋服の断捨離】ミニマリストが選ぶ“本当に必要な服”は7着だけ

片付け

「今日も着る服が決まらない!」
「自分、服持ちすぎじゃない?」

そう思ったことがある人は多いはず。

でも、なぜか減らせない。まだ着られる、高かった、いつか使うかも…。
そうしてクローゼットはどんどんパンパンになっていきます。

僕もかつてはそうでした。
けれど、27歳の今、本当に必要な服はたったの7着だと言い切れます。

これがその7着。神7とでもいうべきか(懐かしい呼び名)。

そして、服を減らしたことで、人生に「5つの自由」が生まれました。

  1. 時間の自由:
    朝、服を選ぶ時間がほぼゼロに。毎日同じローテーションで着るから、迷うことがない。朝の10分が、ヨガや散歩の時間になりました。
  2. お金の自由:
    服を買う回数が激減し、浪費も減少。浮いたお金で、交際費や趣味に投資できるように。
  3. 空間の自由:
    クローゼットがガラガラ。収納家具も要らない。服の山から解放されると、部屋全体がスッキリ整います。
  4. 決断の自由:
    「今日は何着よう?」という小さな決断がなくなるだけで、1日の集中力が全然違う。本当に大事なことに脳のリソースを使える。
  5. 精神的な自由:
    「もっとおしゃれしなきゃ」「流行に遅れてるかも」といった不安が消え、自分の“軸”で生きられるようになった。

少しでも↑に書いた自由が欲しいと思ったあなたに向けて、本記事では

本当に必要な7着と、その理由
7着だけで回す暮らし方の工夫
服を選ぶときの5つの基準

を中心に解説していきます。

「毎日服を選ぶのが大変!」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

本当に必要な7着と、その理由

これだけしかなくても、「これだけあればいい」という妙な安心感がある。

では、たった7着でどうやって暮らすのか。
以下が、20代独身男性の僕が選んだ「最低限のワードローブ」です。

防風・撥水ジャケット

mont-bellのストームクルーザージャケット。雨の日も、雪の日も、絶対に着るほどの相棒。うちのエース的存在。

まずは、ちょっと肌寒い日や、風の強い日にサッと羽織れるアウター。
モンベルのウインドブレーカーや、ユニクロのブロックテックパーカのような、防風・撥水タイプが理想です。
この1枚があると、春秋の朝晩、コンビニへの買い出し、ちょっとした遠出まで対応できます。
ポイントは「天気や気温に左右されにくい服」であること。
機能性と清潔感のバランスが取れていると、「これだけ使えればいい」というミニマルな安心感に包まれます。

Tシャツ

patagoniaのキャプリーンクールデイリー。梅雨の時期でもじめっとした不快感がなく、最高の着心地。

一枚で着てもきちんと見えて、重ね着に使いやすいものがベスト。
半袖Tシャツなら、夏は1枚で過ごせるし、夏以外の季節は肌着としても使えます。
色は、ネイビーやグレー、白など、パンツやアウターと相性のいいカラーがおすすめ。

パンツ(長ズボン)

ワークマンのスラックス。感動パンツ(4,000円弱)より安く、ウェストを調整する紐がついているのが嬉しいですね。

最も汎用性の高いボトムス。
スラックス風のストレッチパンツ、シワになりにくい素材だと尚良しです。
選ぶポイントは「何にでも合う」「部屋着にもなる」「洗濯してすぐ乾く」の3つ。
僕はワークマンのストレッチパンツを愛用していて、これ1本で平日も休日もまかなえます。
もし通勤が必要な人なら、ユニクロの感動パンツのように、ビジネス寄りのスラックスにする、というように自分のライフスタイルに合わせて調整すると良いですね。

下着

元々ユニクロのステテコでしたが、蒸れて湿疹ができるので裾を切りました。

いわゆるおパンツで、地味ですが、最も重要なアイテムのひとつ。
直接肌に触れるものだからこそ、「着心地」と「乾きやすさ」にこだわりたい
僕は、ユニクロのエアリズムを選んでいます。
洗濯の乾きが早く、肌への刺激も少ないので、少ない枚数でも十分に回せます。
ただし、1枚だけでは回らないので、インナーは最低2枚あると現実的です。
今回の「7着」はあくまで服選びのベースですので、悪しからず。

靴下(ベーシックな1足)

無印のさらっと綿靴下。吸汗速乾で、履いていて不快感がない最高の一品。

靴下も下着と同じく、最低2〜3足必要になるアイテム。
ここでは「基本の1足」を象徴的にカウントしています。
色は黒・濃グレーがベスト。
耐久性があり、どんな服にも合う色を選びましょう。
僕は無印の靴下を2つ使い、毎日同じ履き心地を感じるので安心感があります。

半袖Tシャツ(着回し用)

ユニクロの綿100%Tシャツ。安定感はあるけど、最近暑くてじめじめするので、買い替えを検討中。

メインのTシャツと交互に使えば、洗濯も楽になります。
選び方のポイントは「1枚でも外出できるデザイン」「インナーにもなる素材感」。
ユニクロや無印のコットンTや、エアリズムTシャツなどがちょうど良いですね。

短パン(インナー付き)

アシックスのインナー付きショーツ。夏は下着を履かず、これだけで暮らせるミニマルなアイテム。

夏の自宅、旅行、スポーツ、朝の散歩──短パンの出番は意外と多いです。
インナー付きであれば、下着なしで着られるので、洗濯の手間も減ります。
この1枚を入れておくだけで、生活の“オフ時間”を快適に過ごすことができる。
また、突然の来客にも「見た目を損なわない部屋着」として機能します。

この7着は「どれも必ず毎週着る」し、「すべて洗って乾かせば翌日また着られる」ように設計されています。

大切なのは「1軍だけを残す」こと
2軍や控えの服を抱えるのではなく、毎日着てもストレスがない服だけを残せば、自然と必要最低限で暮らせます。

7着だけで回す暮らし方の工夫

組み合わせが固定化されると、安心感がありますよね。

「たった7着で、どうやって毎日暮らすの?」

そう疑問に思うかもしれません。でも、工夫次第で快適に回せます。僕が実践している5つのコツをご紹介します。

服のローテーションを固定する

「月曜はシャツA、火曜はシャツB」と決めておけば、迷わず着替えられるし、偏りも出ません。

洗濯頻度とタイミングを最適化

僕の家には全自動乾燥機付き洗濯機があり、それで3時間ほど回せば洗濯が完了します。
もし乾燥機がなくても、乾きやすい素材の服なら夜に干しても翌朝には清潔な状態で着られますよ。

「外用」と「内用」を分けない

すべて外出着として通用する服を選べば、わざわざ部屋着やパジャマを用意する(=数を増やす)必要がありません。

色と素材を「組み合わせやすい」もので揃える

全アイテムを無彩色(白・黒・グレー)で統一すると、コーディネートを選ぶストレスを排除できます。

服の管理ルールを明文化する

「3ヶ月着なかったら処分」「新しく1枚買うなら1枚手放す」など、ルールを決めておくことで服が増えるのを防げます。

たった5つのポイントを押さえるだけで、少ない服でも十分に暮らせます。
むしろこの暮らし方をしてから、「着る服がない」というイラだちが無くなった気がしますね。

服を選ぶときの5つの基準

服を減らすとき、何を選ぶかはとても重要。
僕は以下の“5つの基準”で判断しています。

毎週1回は着ているか?

着ない服を持つのは、スペースの無駄遣い。
週1回以上着なければ、今のあなたの生活に合っていないのかも。

1枚で2パターン以上のコーデが組めるか?

汎用性が高いアイテムだけを残せば、少ない枚数でも飽きずに着回せます。

乾きやすく、扱いやすい素材か?

洗濯後すぐ乾く服は、数を増やさなくても毎日回せる。
僕が持ってるキャプリーンクールデイリーのように、ポリエステル系や速乾素材がおすすめ。

外でも家でも着ていられるか?

1枚でどこでも行ける服なら、用途を分けずに済み、枚数を減らせます。

鏡を見たときに「自分らしい」と思えるか?

これがとても重要!
どれだけ機能的でも、着ていて気分が上がらない服は長続きしません。
自分の“軸”に合った服だけを選びましょう。

服を減らす前にすべき準備

服を選ぶ基準がわかって、「よし、捨てよう!」と高ぶっているあなた。

その前に、3つの準備を済ませましょう。
このステップを飛ばすと、後悔の元となりますので、絶対にやってくださいね。

理想の生活スタイルを明確にする

「本当はどんな暮らしがしたいのか?」を言語化しましょう。
シンプルな暮らし?旅行中心の生活?その理想に合わせて服の量を調整すべきです。

ライフスタイルに必要な機能を把握する

仕事、運動、睡眠、買い物…日々の生活に必要な服の「機能」を把握すれば、必要な服の種類が見えてきます。

いきなり減らさず「仮7着生活」をしてみる

まずは1週間、手元にある服から7着だけを厳選して暮らしてみましょう。
選ばなかった服は、どこか仮で保管します。
本当に不便か?何が足りないか?を体感した上で見直すと、「やっぱあれ必要だった泣」という失敗が減ります。

まとめ|服は、必要なものだけあればいい

僕は厳選した7着を中心に1年を快適に過ごしています。
そして、大量の服に囲まれていた頃より、ずっと自由で、ずっと満たされています。

あなたも、今日から「本当に必要な服」に目を向けてみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
少しでも参考になれば嬉しいです。
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