「服が多いと、むしろ生活が不便になるんじゃないか?」
そう思うようになったのは、たった1泊の旅行に向かうときでした。
必要最低限のはずが、気づけばパンパンになったリュック。
昨冬、旅行先の金沢では、歩くたびに肩が重く、観光を楽しむ余裕もなくなっていたんです。
それから、自分の暮らしを見直すようになりました。
夏になって出したひとつの答えが、「夏なら服は7着あれば生きていける」ということでした。
この記事では、僕がこの夏に実践している「7着生活」の内訳と、洗濯・着回しのリアルなルーティンを詳しくお伝えします。
※7着の服で暮らすようになった理由はこちらで解説してます。
ぜひご覧ください。
目次
結論:夏は7着の服で生きていける
まず、結論からお伝えします。
夏は7着の服で、まったく問題なく暮らせます。
むしろ、少ない服で生活を回せるようになると、
「選ぶ時間」「収納のストレス」「洗濯物の山」などが消えて、驚くほど生活が楽になりました。
では、どんな7着で回しているのか?次で紹介します。
夏の7着の内訳

僕が現在の生活で使っている服は以下の通りです。
- パタゴニア キャプリーン・クール・デイリー
- ユニクロ クルーネックTシャツ
- アシックス ランニングドライ7インチショーツ(黒)
- アシックス ランニングドライ7インチショーツ(紺)
- 無印 足なり直角 さらっと綿 ショート丈靴下
- メレル TRAIL GLOVE 7
- ゼロシューズ ジェネシス
これで合計7アイテム。
上半身と下半身を2セット、足元を2パターンに絞ることで、
「洗濯の循環」と「外出シーンへの対応」が両立できています。
ちなみに、下着(パンツ)は2枚、部屋用Tシャツ2枚も別で持っていますが、
この記事では「外出や運動を前提に使う服」に絞って構成しています。
洗濯と着回し:7着生活のリアル

「少ない服でどう回してるの?」とよく聞かれますが、
ポイントは“生活リズムを服に合わせる”ことです。
僕の1日の流れとともに解説していきます。
朝:Tシャツ+短パンで1日をスタート
起きたら、Tシャツ1枚と短パン1枚を身につけて1日が始まります。
通勤がないフルリモートの仕事なので、カジュアルな服装でOKです。
外出がある日は、サンダルを履いて出かけます。
夜:下着と部屋用Tシャツを着る
夜シャワーを浴びたあと、下着(パンツ)と部屋用Tシャツに着替えます。
その日の汚れた服は、翌朝洗濯機へ。
翌朝には、もう1セットのTシャツ+短パンを着るので問題なし。
今日用・明日用の切り替えがあることで、2枚ずつでもまったく困りません。
洗濯は毎日。でも負担じゃない

洗濯は毎朝1回。量が少ないので、手洗いでも5分で終わるレベルです。
しかも私は乾燥機付き洗濯機を使っているので、2時間半くらいで乾燥まで終わります。
朝ランニングするときは、前日の夜に洗濯して干しておくことで、
翌朝には気持ちよく着替えて出かけられます。
ランニングと靴下の扱い
ランニングは週2回していて、そのうち1回はシューズ+靴下で走ります。
靴下は1足しか持っていませんが、週1回の使用+即洗濯すれば問題なし。
残りの1回のランはベアフットのサンダルで走っており、無理なく回せています。
実感した、少ない服で暮らすメリット3選
服を減らすことで得られるものは、想像以上に大きかったです。
① 洗濯・管理が圧倒的に楽
洗濯物の量が少ないから、干す・畳むのも最小限。
気持ち的な負担も激減しました。
② 「何着よう?」が消えた
毎日同じような服なので、選択肢に迷う時間がありません。
決まった服を着るのって、意外と快適です。
③ 外出前のバタバタがなくなった
服の選択肢が少ないと、出かける直前の迷いがゼロになります。
「これでいいや」ではなく、「これがいい」が残る感覚です。
「7着じゃ足りないかも」と思う方へ

もちろん、生活スタイルや職場のドレスコードによっては
7着で回すのが難しい人もいると思います。
でも、「服って何枚あれば暮らせるんだろう?」と
一度疑ってみることには価値があります。
減らすことで、本当に必要な服や、好きなスタイルが明確になる。
僕にとって7着は、モノを減らすこと以上に、暮らしの余白をつくる選択でした。
まとめ:服を減らせば、暮らしが軽くなる
7着の生活は、決して不便ではありませんでした。
むしろ、自分にとって必要なものだけを選び抜いた結果、
生活がシンプルになり、気持ちがぐっと整った感覚があります。
もちろん、誰にでも当てはまる方法ではないかもしれません。
でも、もしあなたが「服が多すぎる」「毎朝なに着ようか迷う」
そんな風に感じているなら、ぜひ“7着チャレンジ”をやってみてください。
ミニマリストでなくても、日々のストレスが1つ減るはずです。
※全シーズンで最低限必要な服は、こちらの記事で解説しています。ぜひご覧ください。
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