3,000円のオープンイヤー型イヤホンを試してみて分かったのは、
「音質が良いか悪いか」よりも、どんな生活環境で使うかの方が重要だったということです。
私は普段、AirPods Pro を使っています。
ただ、
- 長時間つけると耳が詰まる
- 風呂上がりに使いづらい
- リモートワーク中に疲れる
みたいな違和感が以前からありました。
そこで今回、3,000円ほどで買えるオープンイヤー型イヤホンを試してみました。
結論から言うと、
「使える場所」と「かなり厳しい場面」がはっきり分かれる
という結果でした。
今回は、
- 洗濯機の近く
- ショッピングモール
- 電車
- 音声入力
- リモートワーク
など、実際の生活環境で検証した内容をまとめます。
目次
結論:静かな場所では快適。でも「騒音」と「収録」はかなり厳しい

最初に結論を書くと、今回のオープンイヤー型イヤホンは、
- 風呂上がり
- 実家での動画視聴
- BGMを聴く時
- ショッピングモール程度の雑音
- 耳の圧迫感を避けたい時
にはかなり良かったです。
一方で、
- 洗濯機の脱水音の近く
- 音声収録
- 集中して作業したいとき
- ノイズが強い場所
- 1台で完結させたい運用
には向いていないことがわかりました。
また、この検証で特に印象的だったのは、
「ノイズキャンセリングは、音を消す機能ではなく、“小さい音量で済ませる機能”だった」
という気付きです。
今回試したイヤホン
今回使ったのは、cheeroのオープンイヤー型イヤホンです。

価格は送料込みで約3,000円。
購入理由はかなり単純で、
- 耳の詰まり感を減らしたかった
- 風呂上がりでも使いたかった
という生活上の課題があったからです。
そんなとき、同僚もオープンイヤー型を使っていて、
「長時間作業には良さそうだな」と思ったのがきっかけでした。
検証結果
良かった点①:耳がかなりラク
これは想像以上によかったです。
カナル型イヤホンだと、
- 耳が塞がる
- 圧迫感がある
- 長時間で疲れる
という感覚がありました。
特に風呂上がり。
私は実家に帰るとき、家族に音漏れしないようイヤホンを使うことが多いです。
ただ、風呂上がり直後にカナル型イヤホンを耳に入れるのが微妙に嫌でした。
オープンイヤー型は耳の中に入れないので、この不快感がかなり減りました。
「耳が開放されている感じ」は、確かに快適です。
良かった点②:ショッピングモール程度なら普通に使えた
これは意外でした。
正直、オープンイヤー型は「外だと全部聞こえない」と思っていました。
でも実際は、
ショッピングモールで流れているBGM程度の音量なら、普通に動画や音声を聞けました。
厳しかった点①:洗濯機の脱水音では、かなり音量を上げる必要があった
逆にかなり厳しかったのが、洗濯機の近くです。
うちはリビングと洗濯機置き場の境目がほぼないので、脱水音がかなり聞こえます。
その状態で動画を聞こうとすると、
音量をかなり上げる必要があり、耳への負担が気になりました。
普段の AirPods Pro だと、ノイズキャンセリングのおかげでかなり小さい音量でも聞き取れます。
私は普段、かなり低音量で使っています。
だから今回、
「ノイキャンって、“静かに聞ける機能”だったんだな」
と改めて感じました。
厳しかった点②:マイク性能がかなり弱い
これは想像以上でした。
ショッピングモールで音声入力を試したのですが、
周囲の音をかなり拾ってしまい、自分の声がほぼ埋もれました。
つまり、
「聞く用」としては成立するけど、「発信する用」としては厳しい
という印象です。
私は音声入力や収録を日常的に使うので、ここはかなり大きな差でした。
特に AirPods Pro はマイク性能がかなり安定しているので、余計に差を感じました。
※音声入力元をiPhoneのマイクにすればある程度は改善されましたが。
音質は「悪い」というより「薄い」
音質については、オーディオマニアではない私でも違いが分かりました。
オープンイヤー型は、
- 音が軽い
- 層が少ない
- ラジオっぽい
- 臨場感が弱い
という印象です。
逆にAirPods Proは、
- 背景音が重なる
- 奥行きがある
- 小さい音が聞こえる
という感覚がありました。
ただ、これは単純に「良い悪い」というより、構造上かなり違います。
オープンイヤー型は、
開放感と引き換えに、没入感を減らしている
という感じでした。
一番の気付きは、「選びたくない」という感覚
今回、一番大きかったのはここです。
今回の検証を踏まえると、合理的に考えれば、
- 外ではオープンイヤー
- 集中時はAirPods Pro
と使い分ければいい。
でも私は、
「状況ごとにイヤホンを選ぶ」
という行為自体を増やしたくないことに気づきました。
さらに、
- デバイス切替
- 接続変更
- 充電管理
も増えます。
特にAirPods Proは、iPhoneとMacBookをシームレスに切り替えられるので、脳の負荷がかなり少ない。
逆に今回のイヤホンは、接続切替に毎回ひと手間必要でした。
ここで改めて感じたのは、
ミニマリズムは「物を減らすこと」ではなく、「判断を減らすこと」なのかもしれない
ということです。
オープンイヤー型イヤホンが向いている人
向いていると思ったのは、こんな人です。
- 耳の圧迫感が苦手
- 家の中で軽く使いたい
- 周囲の音も聞きたい
- ランニング用途
- 長時間装着したい
逆に、こんな人は合わないかもしれません。
- 騒音環境が多い
- 頻繁に音声入力する
- ノイキャンに慣れている
- ガジェットの管理が面倒
- 音の没入感を求める
まとめ:イヤホン選びは、「生活のノイズ」とどう付き合うかだった
今回の検証で分かったのは、
イヤホン選びは、音質比較だけでは決まらない
ということでした。
むしろ重要なのは、
- どんな場所で使うか
- どんな不満を減らしたいか
- 何を「静けさ」と感じるか
です。
オープンイヤー型は確かに快適でした。
でも私にとっては、
- 小さい音量で済む
- 選ばなくていい
- 管理すべきものを増やさない
ことの価値の方が大きかったです。
だから結局、今のところは AirPods Pro 1台の運用に戻っています。
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